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ハンドルネームはブレロ。東京都足立区にある鹿浜橋という橋のそば(ハートアイランド新田という。)に住んでいる。

 

柴犬1匹(ブレロ2号)を飼っておりいたので、時々背負ってポタリングに出かけているいた。

 

ローディさんがガンガン走る本格的なCRよりも、ひなびた景色の中を走る一般道、それも車があまり走らない一般道(いわゆる裏道)が好き。ポタリングにおける「裏道の美学」を追求している…つもり。この「裏道の美学」に基づいてBromptonで走ることを、「武論富敦旅」と勝手に呼んでいる。

愛機

個人的には自転車の中で一番好きなのはランドナー。しかし、輪行のしやすさを考えると折りたたみミニベロに軍配があがる。ひなびた景色を愛するブレロは東京に住んでいるので、輪行の機会はとても多い。

 

そういうわけで、いま乗っているのは、Brompton S6Lのレッド/ブラック(2019年モデル。現在のモデルでいえばC LineのExplore、ローハンドルになる)。

 

 

もともと愛機は2段外装変速だけがついているS2Lだった。ひなびた田舎を走っているだけならそれでもよかったのだが、そのうち東京の起伏に富んだ地形を頻繁に走るようになり、より軽いギアがほしくなった(S2Lのデフォルトでは、フロントが54Tなのに対しリアの低速が16Tなのでギア比3.4)。外装多段化も考えたが、ホイールの強度やデザイン、多段化した場合のギアの数等、いろいろな要素を考慮して、結局6速に換装するのがベストではないかと考えた。

 

S6Lはクランクを回しているときも常に内装ハブから音がするので、S2Lだったころの静寂な走りはなくなってしまったが、やがて慣れて、近頃はその音も愛らしく思えてきた。フロントは標準の50T、リアは16Tと13T。なお、内装2速は自転車に直結しているらしく、このギアだけを使って外装のプラス・マイナスを操作すると、S2Lに近い感覚で走ることができる。もちろん内装3速にギアを入れれば、より速いスピードで走ることもできる(とはいえ内装ハブ独特の抵抗感も少し感じるが)。

 

Bromptonはたくさんのオーナーによって様々にカスタマイズされているけれども、自分は愛機を全くカスタマイズしていない。サドル、グリップ、ペダルも純正のままである。Brooksの革サドルに対する憧れはあるけれども、純正のサドルでも十分座りやすいし疲れない。そしてBrooksよりも軽い。グリップも、自転車が倒れたときに傷つかない純正のゴムのやつが一番いいんじゃないか。ペダルも、こぎやすさではなくて、重量やたたみやすさの面で考えると、やっぱり純正のものが一番では。

 

そんなわけでほぼすべて純正のまま乗っている。1975年に考案されたというBrompton。長い歴史の中で磨かれたためか、細部までじつに優れた自転車だと思う。なお、タイヤは、愛機を買ったお店(サイクルハウスしぶや)がシュワルベのコジャックをはかせてくれていたが、空気圧の調整がよくわからなかったせいで、パンクさせてしまった…。それ以来、愛機には太いマラソンをはかせている(「ときどき飼い犬を背負って乗る」といったら、メカニックの人にマラソンをすすめられた)。

 

ちなみに、愛機を買うときには、raw lacquerというモデルにしようか迷った。あえて塗装をしていない(=raw)フレームの色合いが自分好みだったし、チタンパーツを多用しているので、最重点ポイントの重量面でも好ましい機体だったからである。

 

しかし、フレーム接合部の金色のロウが強調されている点だけが、自分好みではなかった。最終的に、自分が応援しているサッカークラブのチームカラーに近いレッド/ブラックのモデルに落ち着いた。

 

Bromptonはどの機体も、ゆるやかな曲線を描くフレームが美しいと思う。本当に。このフレームの曲線美がBrompton特有のレトロな風合いを醸し出していて、飽きがこないなあ。