川治温泉キャンプ
妻氏の母(義理の母)が温泉旅行をしたいということで、月末に鬼怒川温泉に行くことになったが、ブレロ2号(柴犬)が泊まれるような良い宿が見当たらない。
日頃ブレロ3号(長男)の理不尽な騒音(泣き声)やボディタッチに耐えて、子育てに大いに協力しているブレロ2号を、ペットホテルに預けるのも忍びない。そこで、ブレロ+ブレロ2号は、妻氏+その母+ブレロ3号と別行動をすることにした。一行は鬼怒川温泉までドライブするが、妻氏たちをそこで降ろし、ブレロたちはさらに10キロほど先にある川治温泉でキャンプすることにしたのである。
もちろん鬼怒川温泉にもキャンプ場はあるが、インターネットで検索した限りでは、川治温泉薬師の湯キャンプ場のほうが雰囲気が良いように感じられたので、あえて後者にした。
ブレロ3号が生まれてからというもの、まったくキャンプをする機会がなかったので、今日は本当に久しぶりのキャンプである。うれしいなあ。ブレロ2号も車から降ろされると、見たことのない景色を見てうれしそうに跳ね回っていた。
とはいえキャンプ場は暑かった…標高800メートル近いこのあたりでも、この季節の午後の気温は33度近くまで上がる。湿度もけっこうあるので、テントやタープの設営をしているだけで汗ぐっしょりになってしまった。
設営を終えると、まるで避難するように併設の川治温泉薬師の湯に向かう。というよりキャンプ場のほうがこの温泉の併設施設である。ここは公営の温泉で、ひと風呂700円(日光市住民以外)。テントのそばにつないだままのブレロ2号には悪いけれども、ここでとりあえず汗を流す。
お風呂からあがったら、早速アルコールの調達。近くの酒屋さんでせっかくだから地ビールを購入した。購入したのは日光ブルーイングが製造している「日光ベルジャン」。ベルギービールの製法を応用したビールらしい。それと黄桜酒造が製造している「悪魔のビール(レッドセッションIPA)」というのも買った。これは正確には地ビールではないが…東京ではあまり見ないビールなので、せっかくだから買ってみた。
テントに戻ってしばらくぼんやり過ごしたら、夕食開始。あらかじめSoup Stockで購入しておいた「東京ボルシチ」パックを湯煎して食べた。その後DAZNでJリーグの試合を見ながら(このキャンプ場はwifiがタダ)、えびせんを食べつつビールを飲んだ。ビールは、キャンプ場のわきを流れる鬼怒川にひたしておいたのだが、猛暑のせいで川の水もぬるいので、あまり冷たくならなかったのが残念。
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設営したテント
このキャンプ場のオートサイトは小石がごろごろ。しっかりペグを打ち込まないといけない。
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キャンプ場全景
川治温泉薬師の湯に併設されたキャンプ場。もともと野球場だったとか。
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日光ベルジャン
と黄桜酒造の「悪魔のビール」
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タープのロープ上に
とまったトンボ。陸橋は会津鬼怒川線。
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翌朝
タープの下でくつろぐブレロ2号。日陰じゃないが、暑くないのか?
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男鹿川沿いを散歩1
ここに立ち寄ったローディさんを見かけた。
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男鹿川沿いを散歩2
薬師の湯にはこの川沿いに混浴場もあったが、倒木で使用不可能だった。
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男鹿川沿いを散歩3
廃墟となった旅館が…
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男鹿川沿いを散歩4
こういう廃墟になった旅館はどうするんだろう。
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男鹿川沿いを散歩5
朝8時ごろだがもうカンカン照り。
昼間の高温には閉口したが、8時近くになってようやく快適な気温になった。全く寒くないので焚き火はしない。おかげで火守をしなくてよいので、観戦に集中できたのはよかった。久しぶりに家族から離れてブレロ2号と二人だけで過ごした夜。試合も応援しているチームが勝ったので、眠るときは気持ちよく眠れた。
カンカン照りとなった翌日のテントの撤収では、がっつり日焼けし、また大汗をかいてしまったのだが…(そしてまた薬師の湯につかったことはいうまでもない)。