ときたまひみつきちグランピング

これまでもサイクリングで何度か訪れたことがある「ときたまひみつきちCOMORIVER」で、グランピング・キャンプを体験してみた。

 

COMORIVERは、埼玉県の中央を流れる都幾川のほとりにある小さなキャンプ場である。小さなキャンプ場ではあるが、グランピング・サービスを提供しているこの地域では珍しいキャンプ場でもある。日帰り温泉の会社「温泉道場」が経営している。

 

そして今回のキャンプが、息子ブレロ3号にとってのキャンプ・デビューになった。

 

感想は以下のとおりである。

 

・グランピングといえども、まだ1歳半のブレロ3号を連れてキャンプしたのは、無謀であった。自分たちで調理しないといけないキャンプで、彼が望むタイミングでご飯を食べさせるのは至難の業に近かった。

 

・今回、グランピング・キャビンでなくテントを利用したが、テント内にストーブはなく、テント内でくつろぐには寒すぎた(ただ、電気毛布があったので、これをベッドに敷けば暖かく眠ることはできた)。

 

・調理に使う炭は予めトーチに入っていて、トーチの底に固形アルコールが置いてあったが、強風で繰り返し固形アルコールの火が消えてしまい、全く炭に火がつかないままアルコールを消費してしまった(これは非常に焦った)。

 

・フロントは午後6時にしまってしまったので、教えてもらった緊急の連絡先に電話したが、全くつながらなかった(数時間後に返信があったようだが、そのときにはもう返信をあきらめていて、テント内にスマホを置いていたので、気が付かず)。

 

・隣の隣で同様にグランピングしていた方(若いカップルだった。)に、炭への着火の仕方を尋ねた(何か特別な方法を使用したのかをきいた)が、彼らはマニュアル通りにやってうまくいったとのこと。ブレロもマニュアル通りにやったはずだが、なぜうまくいかなかったのか(ブレロたちのテントの位置が、この日は風向き的に特別悪かったせいだろうか)。

 

・仕方がないので、焚き火用に購入した固形アルコールを使用して、もう一度トライ。その成果を待っている間に、突然の質問に答えてくれた隣の隣の方が、自分たちが使い終わってまだ燃えている炭を再利用しては、と申し出てくださった。このご親切のおかげで、遅れていた時間を大幅に取り戻すことができた。ありがたい。

 

・早めに炭に火をつけると調理時間が早まってしまうと思い、今回、ブレロは、午後5時40分に炭の着火作業を開始した(しかし(強風のため?)30分たってもうまくいかなかったことは、上述の通り)。なお、炭が入っていたトーチはコールマンの焚き火台の上に置かれていたが、そのせいで、炭に着火する前に焚き火台を使用することができず、その間は寒い思いをせざるを得なかった。また、焚き火用のマキは別サービスで、5キロ1100円とかなり割高だった。これならば、自分で焚き火台とマキを持ち込んだ方がよかったと思う(加えてコールマンの円形焚き火台(ファイアーディスク)は、ブレロには使いにくかった)。

 

・食後はwifiを使って妻氏とサッカーの試合を観ることを楽しみにしていたが、残念ながら電波が弱すぎた。どうもCOMORIVERのwifiは、キャビン以外は役に立たないようである。結局、ブレロと妻氏は、自分のスマホで別々にゲームを観ることに…※。

 

以上のように、今回、COMORIVERのグランピング・サービスを初めて利用してみて、ホームページの情報だけではわからなかったことが、いろいろと判明した。個人的には悲惨なキャンプ体験だったが(笑)、妻氏はそれなりに満足していたようで「楽しかった」と言ってくれた。COMORIVERの上流には小さな公園があり、そこにブレロ2号を散歩に連れて行ってあげたりしたので、2号もたぶん満足しているだろう。その間、ブレロ3号は、COMORIVERの共用スペースに置かれていた幼児向けのお絵描きグッズでたくさん遊んだそうだから(妻氏談)、彼もまた楽しい思いをしたに違いない。

 

ブレロ自身も、夜はあれだけ苦労したにもかかわらず、朝、起きぬけに穏やかな都幾川の流れを間近に眺めると、「やっぱりキャンプっていいな」と思えてしまうから、不思議だ。

 

もう少しブレロ3号が大きくなったら、またここでキャンプしてもいいな、と思った次第である。今回初めて利用していろいろなことがわかったので、次回対策して臨めば、きっと素晴らしいキャンプ体験になるはずだ。

 

※ まあ、仮にPCで観れたとしても、テント内は寒く、マキが十分でないため焚き火も使えないから、結局、「ベッドで寝転がりながら各自スマホで観戦」になった可能性が高い。