Muret
転勤のためにフランスにやってきたブレロ一家は、ミュレ(Muret)という小さな町に居を定めることになった。
勤務地はトゥールーズ(Toulouse)だが、そこから少し離れた町である。小さいとはいっても2万5000人の住民がいるので、生活に必要な施設はだいたい揃っている。それらの施設はブレロの住居からすごく近いところにあるので、とても便利である。
ジャンジョレス広場を中心とした旧市街?には古い建物が残り、景観が保全されている。ブレロ3号は、ここにある幼児用の遊具に毎日歩いて遊びに来ている。
しかしミュレを囲む一帯はどこまでも平凡な農地が広がり、変化に乏しい景観が続く※。EMSで高いお金を払って愛機を持ってきたものの、手近に楽しいポタリングができる場所はあまりないようである。
ちなみにトゥールーズ市内には公共のレンタル自転車が多数設置されているので、自分の自転車で街の中をポタリングする必要がない。防犯上も自分の自転車よりもレンタル自転車を利用したほうがよいだろう。
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トゥールーズ・マタビオ駅
「牡牛殺し」という意味をもつ駅周辺の地名「マタビオ」。威風堂々とした建物だ。
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トゥールーズ・マタビオ駅2
少しだけパリ北駅の雰囲気に似ているような…
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キャピトル広場
カフェからみた広場。市庁舎(キャピトル)はトゥールーズの歴史的中心地で、この広場では様々な催しが行われる。
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ウィルソン広場
トゥールーズ市内の観光スポットの一つ。メリーゴーランドで遊ぶ妻氏とブレロ3号を撮影。
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ジャンジョレス広場1
ミュレで一番落ち着くところ。市民の憩いの場所になっている。
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ガロンヌ川
ミュレを含むトゥールーズの一帯はオート・ガロンヌ県を構成する。
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ジャンジョレス広場2
ミュレが輩出したアドルフ・ニール元帥の彫刻が。元帥にちなんでこのあたりの地名もニール(Niel)という。
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ミュレの旧市街
トゥールーズ同様、煉瓦でつくられた建物が特徴的である。茶色に近いピンク色で景観が統一されている。
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聖ジャック教会
の尖塔を望んで。毎朝毎夕、きれいなカリヨン?の鐘が鳴る。
※ 日本では都市における景観保全の意識は薄いが、狭い国土のせいか、景色が変化に富んでおり、ポタリングに適しているように思う。