交通事故

9月に入って交通事故に遭ってしまった。

職場から愛機で帰宅中のことだったが、青信号の交差点を直進したところ、右折してくるタクシーにぶつけられてしまった。

車道は渋滞していて車が並んでいたため、ブレロからは右折してくるタクシーが見えず、タクシー側からは交差点の手前で(渋滞のため)止まっている車列の脇を直進してくる自転車が見にくかったために起きた事故だった。

とはいえ、タクシーが右折時にもっと注意していたら十分防げる事故だったろう。ブレロも、右折してくる車もいるかもしれないという予測をして、いつでも止まれる遅いスピードで交差点を渡るべきであった(ブレロの約5メートル前を、キックボードに乗った人が速度を落とさずに直進して交差点を渡っていったので、ブレロも大丈夫だろうと思ってしまったのが、運の尽きか。右折したくて交差点中央で待機していたタクシーは、直進するキックボードをやり過ごし、「これでやっと曲がれる」と思って曲がり始めたところ、あにはからんやブレロまで来てしまった、というところか)。

ブレロは救急車に乗せられて、近くの病院でレントゲン検査を受けた。転倒時にハンドルが当たったために、肋骨2本にヒビが入ってしまったようだ。

また、後日MRで検査してわかったことだが、地面に着いた左手の手首付近が骨挫傷になってしまった。

整形外科の先生によると、ここは非常に治りにくい部位らしい。実際、ブレロはまだこんなサポーターをしている(肋骨のほうはもう治ったが)。ブレロ3号を育てているので、全く左手を使わない生活というのも難しい。


 

愛機は、外からみてわかるダメージとしてはサドルの擦過傷くらいですんだ。後日、メカニックの人にみてもらって、サドルを交換し、ヒンジ部分を中心に取り換えをした(Bromptonは本当に頑丈だ)。

フランス転勤前のこの時期に、本当にいろいろなことが重なってしまった。愛機を取りにいったり調書を作成するために、警察には2回ほど行った。病院には何度も行き、愛機をみてもらうために自転車屋さんにも行った(まあ、どのみち自転車屋さんには点検のために行くつもりだったけど)。

まあでもこの程度のケガ(及び愛機へのダメージ)で済んだだけでも、よかったと思うべきかもしれない(徹底的に運が悪く当たり所が悪ければ、軽く当てられただけでも致命的なケガをすることもあるし)。天国にいるブレロ2号がブレロを守ってくれたんだと思うことにしよう。。。