薄の野原を求めて富士裾野ライド
ブレロがまだ若い時、富士山の裾野をドライブしていて、一面に広がる薄が秋の夕日を浴びて黄金に輝く景色にふと出会い、車を降りてそれをじっくりと眺めた記憶がある。
それ以降、その季節に富士山のそばに行くことはなかったが、いつかまたあの景色を見てみたいという気持ちはずっと心の奥底にあった。
今年それを適えてみることにした。
ただ、あの時にみた薄の野原が富士山のどこだったか、正確に記憶していない。
Google先生に色々問い合わせたが、おそらく須山の大野路のあたりの薄ではないかと思われる。
ここは早春にライドをしに訪れたことがある。そこで同じコースを走ってみることにした。
岩間駅を出発してひたすらパノラマロードを登る。貧脚のブレロにはけっこうこたえるヒルクライムである。小径のブロンプトンではあまり有効ではないのだが、それでもダンシングせずにはいられない区間が終わると、裾野市ヘルシーパークとそれに隣接した梅の里に着いた。ここまで来れば、ほとんどヒルクライムは終わりである。
梅の里でカロリーメイトを食べる。前回来た時は空がきれいに晴れ渡り、富士山の雄姿が間近に見えたものだが、今回は残念ながら分厚い雲が空を覆い、富士山の姿は一切見られなかった。
梅の里は枯れ木ばかりだったが、入口のところにコスモス畑があって、まだコスモスがそれなりに咲いていた。
大野路に着くと確かに薄の野原が広がっているのだが(それは自衛隊の演習地だったりする)、あいにく空が雲に覆われているせいで、日光を浴びて黄金に輝いている時間はほとんどなかった。少し晴れ間ができて一瞬だけ輝いたときもあったが、写真には撮影できず。でもその黄金の輝きを一瞬でも見ることができたのだから、満足しておこう。本当、ライドできる日に都合よく晴れてくれるとは限らない。片道3時間もかけて電車に乗ってやってきたのだけどね…。
予定通り国道469号を走って御殿場方面へ降りていく。ポツッポツッと雨が降り始める。ブレロがチェックしたどの天気予報にも雨が降るという予報は出ていなかったが、どうも全部外れたらしい。山崎精肉店の軒下に愛機を止めて、いつものメンチカツを頬張った時点ではほんのちょっと濡れたくらいで済んだが、山崎精肉店を出発して御殿場市内に入った頃にはけっこうな雨降りになってしまった。コストコに避難したりして、雨をできるだけやり過ごす。
前回のライドでは秩父宮記念公園に立ち寄ったが、今回のライドではその予定はない。その代わり、古民家カフェ「サンノトコロ」に立ち寄ることにしていた。サンノトコロにたどり着くまでに、やっぱりちょっと濡れてしまった。愛機をハンカチでせっせと拭いてあげてから店内に入り、そのまま雨が止むまでここで雨宿りした。
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裾野市梅の里
で、一服してカロリーメイトを食べるブレロ。梅にも紅葉の季節があるはずだが、ほとんどが枯れ木状態。なぜだ…。
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裾野市梅の里
内をぶらぶら歩く。平日のせいか季節柄か、人っ子一人いない。静かな環境を独り占めできてうれしい。
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裾野市梅の里
の入り口にあったコスモス畑。ここで車を停めて写真を撮影する女性の方を何人か見た。
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空っぽのベンチ
が哀愁をそそる。ここから見えるはずの富士山の雄姿は全く見えず。
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大野路へ
向かって最後のヒルクライム。この雲どこかに行ってくれないかなあ…と思いながら。
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大野路で
薄の野原。一瞬だけ日光を浴びて黄金に輝いた。しかし写真には撮影できず、リベンジにしに、また来るか。
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御殿場市内
でけっこうな雨降りに。ほうほうのていでサンノトコロに駆け込む。愛機をハンカチで拭いてから、軒先に駐輪。
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サンノトコロ
の店内。もうじき6周年を迎えるそうで、よかった。客がほとんどいなかったが、きっと休日にはいっぱい来るんだろう。
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サンノトコロ
の屋根裏。茅葺?風情があってとてもいい。
本日のライドは平日ライドである(お休みをとった)。御殿場駅から国府津を経由して湘南新宿ラインで帰ったが(赤羽まで乗換なしで帰れるため)、横浜を通過したあたりから乗客が増えてくる。ブレロは愛機を膝の間に挟むようにして椅子に座っていたが、乗客ですし詰め状態なのに、誰もブレロの前に立つことができないので、若干心苦しかった。本来そうならないように、平日ライドは上り線で帰宅しないようにしないといけないのだが、そうなると走るコースの選択肢が狭まってくる。難しい。








